経営者が抱える悩み5選!解決するための日々の方法とは?
1、お金の悩み
2、人の悩み
3、経営の悩み
4、後継者の悩み
5、相談相手の悩み
事業をしていく上で悩みの上位にくる項目です!!みなさんは悩みにどう向き合いますか?誰に相談したらよいか?調べたけどこれで合っているのか?などストレスを感じながら日々をがんばって過ごしていませんか?
そこで、経験をふまえて、どういう対策をしていけば良いかお伝えします。最後まで読んで日々の事業の取り組みに活かしてください。
【筆者プロフィール詳細】
経営のNagi
1977年4月22日生
経営者歴19年
株式会社エース 代表取締役
飲食業、ホテル業、マリン事業、障害児自立支援事業、不動産事業等々、現在13の会社15の事業に取り組んでいます。
今まででいろんな事業を展開し、多くの失敗や成功の経験などをしました。その経験が日頃の生活にも生かせて、幸せな人生を送るツールとして役に立ちたいと思い発信中です。日常で様々な事柄を考える時の参考になれば幸いです。
目次
1経営者の仕事に対する悩み5選!
2悩みに対する「ずばり」解決策!
3悩みを早く解決させる方法!
4おすすめ経営相談所とは
5まとめ
本文
1経営者の仕事に対する悩み5選!
毎日の経営お疲れ様です。「昨日の問題」「今日も新しく出てきた問題」毎日毎日、日常の業務とは異なる新たな問題に悩んでうんざりしませんか?
一つの悩みだけに集中すると周りが見えなくなり、悩みが大きくなり、悩みがいっぱいあって解決するには体がいくつあっても足りないと思った方も多いと思います。その悩みをいくつか紹介します。
- お金の悩み
2、人の悩み
3、経営の悩み
4、後継者の悩み
5、相談相手の悩み
だいたいこの5つが上位になる悩みです。
中小企業庁2020年度版「小規模企業白書」より
それでは各項目の悩みを紹介します。ただし、それぞれ悩みの種類が多いので、ここでは代表的な悩みを紹介していきますね。
1お金の悩み
創業時の資金集めをどうするか?
自己資金の豊富な方は別として、行政の力が一番です。地域にある商工会議所に相談すれば何でも教えてくれますし、ネットで調べるよりも地域特有の商習慣や地域の銀行にも紹介してくれるし国の機関にも橋渡しをしてくれるので、心強いです。1番目に商工会議所へ相談にいきましょう!!
2人の悩み
従業員の問題はお金の悩みと同じくらい多くの種類があります!!人間関係で悩み、事業がおろそかになってしまう方も多いです。
多くの会社で従業員の教育という仕事がありますが、深くやりすぎると、人格否定や他の仕事が進まないといった事がたびたび起こります。
1番の原因はコミュニケーション不足と先入観です。
教える側、教わる側、双方の認識の違い等が大きく一方通行的な会話になったり、受け取る方が違う意味で捉えたりして望む結果が出ないといったことがあります。会話のコミュニケーションを増やす事が大切です。
3経営の悩み
事業を始めるきっかけの多くは、得意分野や好きな事を雇われるより、誰にも指図されず自分の好きなように進めたいと思って始めます。ただし事業を続けるには利益を出し続ける事が重要になります。
従業員時代(雇われていた時代)は、これくらいの事業なら自分でもできると思い始めると、利益の出し方、見えてない経費、会社が払う税金の金額など、把握しておらず、事業を継続できない方がいます。
始める時は事業計画書に予定にない経費の入力や税金を算入することが大切です。数字に慣れるためにも決算書や試算表、最低でも貸借対照表と損益計算書は把握してから始めましょう!
4後継者の悩み
この問題は日頃の仕事に追われて、自分の代わりになりそうな2番手、3番手を育てて行くことが出来なかったからです。
自分の代、1代で事業を完結させるのか、存続させるのか、悩ましいところです。
後継者の事を考えていなくても、社会に必要な事業なら誰かが手を差し伸べると思いますし、信頼できる仲間(2番手等)を作ることは事業を拡大するうえで重要になってきます。
自分の事業計画と相談しながら進んで行きましょう!
5相談相手の悩み
よくあるのが、良いメンターとの出会いが大切だということだ。と言われますが、若い時には周りに良いメンターがなかなかいません。
たぶん良いメンターがいても気づかない方が多いかもしれません。
日頃の業務に追われ、疲れて帰ってきて、週末に少し遊んで、どこで良いメンターと会えるのか?と思いました。
もちろん専門的なことは専門家に聞きますが、何が大事かを教えてくれる人が欲しかったです。ただ、自分がそういう気持ちでいるとある時、周りのすべてが良いメンターだと気づいたのです。
周りが先生と考えて接すると、悪い見本、良い見本その習慣の行き着く先の人生等々、長くなるので、別で紹介しますが、周りや本やサイトなどいろんな所にメンターがいると気づいてから前向きになって物事に取り組めるようになりました。
自分に正直になり素直な気持ちになることが大切なことです。
個別の悩みは多くありますが、まずは、どのジャンルでの悩みかを整理する。
まとめるだけでも時間の効率があがり、この後に紹介する解決策にも大いに役立つので、ぜひおすすめです。
2悩みに対する「ずばり」解決策!
ずばり!解決策は、悩みは時間の無駄と考える!!
例えばA案B案C案とどの案にしようか?と悩むときに、事業の根幹は利益追求なので、利益が一番高い案にするべきです。一般論で利益追求と決めましたが、会社の方針が今回の案件で違う方針であれば、それに特化して決めるべきです。
どの悩みも調べる手順、調べる方法、が分かれば、それを実行するだけで悩みは解決します。その方法や手順を何通りも持っている人は効率が良いし、少ない人は効率が悪くなります。ではその手順や方法で良いのか?
またそこで悩んでしまう!!それこそ時間の無駄である。やってみて答えを出せば前に進みます。経営とは日々、前に進める事業である。
時間がかかった事、能率の悪かった事が実は違う道筋を示すきっかけになる事が多々あります。体験は別で紹介しますが、能率追求で良い面もありますが、能率が悪いからダメですと、とらえるのは、経営者としてはどうかと思います。
自分ではどうすることもできない事が多い経営人生です。能率の悪かった事も一つの材料として、取り込む事も大切です。
3悩みを早く解決する方法
1つの悩みは、複数の悩みと折り重なっており、原因を考えるのが困難な場合がほとんどです。原因もさまざまな要因が重なりパニックになります。そこで早く解決する方法をお伝えします。
例として、飲食業を挙げてみましょう
A売上をあげたい
B週末のホールがまわらない
C人を増やしたい
3つの悩みがあるとします。
1悩みをジャンル事に整理する
Aはお金の悩み
Bは経営の悩み
C人の悩み
と分けます。
2整理したら、ジャンル内、他のジャンル相互関係がないか調べる
Cの人を増やすと経費がかかりますが、Bの週末のホールがまわらない事は解決します。また利益を下げないように広告をだして、お客様を増やしAの売り上げを上げる悩みを解決します。それでは1番何が大切かを確認すると、人を増やすことに集中するという事が決まります。
3相互関係をみつけたら、解決する方法を調べる。
集中して取り組む内容が決まったら、それについて解決する方法を調べます。
ハローワーク、募集広告、人材派遣等々を調べます。
4調べたら、今取り組める解決方法に着手する。
ハローワークは無料なので、すぐに取り組める。人材派遣は高いのでやめる。募集広告を店の宣伝と一緒に出す。
5着手したら、結果を考察する。
費用対効果や、コンタクト人数、最終何人を採用し何人が1か月以上残ったかのデータを取って残し、人数が目標に達するまで続ける、または違う方法に転換する。これを繰り返して目標が達成するまでやりとおします。
この手順が早い解決方法である。
これでA.B.Cの悩みは解決しますが、ある程度の悩みは、これらを見てもわかるように悩まなくても良いものを悩んでいたりしていることがあります。AもBも、Cの悩み解決に取り組めば悩まなくても良いものになります。これこそ1つ1つに悩んでいる時間が無駄だということです。
さらにデータを取ることによって、他の事業で同じ悩みに陥った時に参考となる資料になり最初の取り組みよりもスムーズになります。
4おすすめの経営相談所とは
「悩みの解決」は結局、自分で決定を下す事です。自分の事業、自分の人生なので、自分で決めていかないといけません。ただ、そこで手助けになる相棒(経営相談所)を3つ紹介します。
1よろず支援拠点(全国本部)
国が設置しているので安心
何度でも無料なので良い
2ミラサポ
https://mirasapo-plus.go.jp/supporter/
国の機関中小企業庁なので安心
お金等に関することなどが強い
無料である。
3オンリーストーリー
民間でいろんなサービスがある
「悩み」の相談を違う視点からアドバイスを受けられる
費用がかかる。
5まとめ
今回は「悩み」の種類と日々の解決策についてお伝えしました。
★経営における悩みの種類上位5項目
1、お金の悩み
2、人の悩み
3、経営の悩み
4、後継者の悩み
5、相談相手の悩み
★悩みを解決するための準備
・今の悩みを全て書き出す
(例え小さな悩みでもすべて出す)
★悩みを解決する極意
A悩みをジャンル事に整理する
B整理したら、ジャンル内、他のジャンル相互関係がないか調べる
C相互関係をみつけたら、解決する方法を調べる。
D調べたら、今取り組める解決方法に着手する。
E着手したら、結果を考察する。
★最後に
1つ1つの悩みだけを取ってどうしようかと考えると時間だけが過ぎ、結局何もせず1日が終わってしまいます。
その「悩み」を考えている時間が長いと堂々巡りになったり、「悩み」が怖いものになったり、ネガティブなものになったり、自分の行動を縛り付けるものになったりします。
その反面、考え方をかえるだけで「悩み」は自分を成長させてくれるものになったり、物事の視野を広げるものになったり、意外な出来事に遭遇したりするイベントになったりします。
悩みをポジティブなものに受け止めて、日々解決にむけた取り組みを実践して有意義な日々を過ごしてほしいと願っています。
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